2019年 NCAA Championship Game
スポーツ大国アメリカでは、大学スポーツも例にもれず、数多くのスポーツチームやリーグがあります。
4年制大学(University)、2年制大学(Junior Colleges) ともに各大学スポーツチーム選手は恵まれた環境で活動しています。
なかでもバレーボールは大人気なスポーツの一つで、ホームゲームともなると、大学のロゴを身に着けた学生、OB・OG、
地元のファンで会場は賑わい、テレビ放映されることもよくあります。
アメリカ大学バレーボールのもう1つの大きな特徴として、選手への返済義務のないバレーボール奨学金支給があります。
(詳しくは奨学金ページ参照)
授業料、滞在費、テキスト代、遠征旅費、備品代など、継続的にスポーツ奨学金が支給され、大学スポーツ選手は
日本以上に学業、部活等、キャンパスライフに専念できる恵まれた環境が整っています。
オーカグローバルサポートでは、バレーボール選手に奨学金を提供するアメリカの大学と、奨学金を支給されながら、
アメリカ大学への留学を希望する日本人バレーボール選手をつなげ、留学をコーディネートします。
アメリカの大学数は多いため、大学の種類、バレーボールのレベル、奨学金の種類等、様々なものがあります。
実力があれば留学生選手でも活躍できるフェアな環境、文化がそろっており、
実際にアメリカ大学バレーボール選手のうち、5%を世界各国からの留学生が占めています。
日本人の学生にも日本の中学や高校で培ったスキルを武器に、返済不要の奨学金を受け取りながら
アメリカ大学スポーツ界で活躍できるチャンスは十分にあります。
オーカグローバルサポートは、アメリカ大学バレーボール部、コーチ陣とのネットワークを駆使し、
ひとりひとりに合った留学プランをコーディネートします。
まずはお気軽にお問合せください。
1.文武両道
アメリカ大学では、部活に所属する選手が学業をおろそかにすることがないよう、文武両道を高いレベルで実現することを目指した育成プログラムが組まれています。
例えばNCAAが義務付けているアカデミックスタンダードでは、ディビジョン1に所属する学生が運動部に所属する条件として、GPA(成績)2以上を維持すること、一定の卒業単位を取り続けることが課されています。
そのため、遠征等で授業を休まざるを得ない状況もある学生選手たちが、この基準を維持し、試合に出場できるよう、専属のアカデミックアドバイザーが選手たちの学習面をいつでもサポートする仕組みが整っています。
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3.最高峰の設備・プレー環境
アメリカの大学スポーツは、そのプレー環境にも恵まれています。
大学スポーツがビジネスとしても成立しており、バレーボールのホームゲームはたくさんの集客が見込まれます。そのため、多くの大学がたくさんの観客が動員できる専用スタジアムやアリーナ、選手専用ラウンジ、大きなトレーニング施設や学生寮など、充実した施設を所有しています。
また、コーチングに特化した専属コーチが指導にあたり、専属トレーナー、前述した学業をサポートするカウンセラーも各大学に配属されています。
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2.練習時間
アメリカの大学スポーツでは、選手たちの卒業後のキャリア、セカンドキャリアにも重点を置いています。
そのため、大学で高いレベルでスポーツに打ち込みつつも、学業にも集中できるように、練習時間も制限されています。これは大学スポーツ選手も、社会人として必要な教養、知識を大学で取得するという理念に基づいたものです。
例えばNCAAのディビジョン1に所属する大学の場合、シーズン中の練習時間は週に20時間まで、オフシーズン中は週8時間までと決められています。このことにより、各々専門の学業にも打ち込みながら文武両道を実践する学生選手をサポート、またキャンパスライフも楽しみながら、将来を見据えたグローバルリーダーを輩出する工夫がされています。
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アメリカの大学スポーツリーグは、その規模やレベルによって大きく3つの統括団体に分かれます(NCAA, NAIA, NJCAA)。
アメリカで最大の大学スポーツリーグであるNCAAはディビジョン1~3に分かれており、合計1000以上の4年制大学が所属しています。
そのうちディビジョン1、2に所属する大学が学生アスリートにバレーボール奨学金サポートを行っています。
学校規模の比較的小さなスポーツリーグであるNAIAや2年制大学のスポーツリーグNJCAAも奨学金サポートを行っている大学は多数あります。
卒業後もバレーボール選手を目指すトップレベルの学生も、将来のキャリアのためにアメリカ進学を考えている学生も、
数ある大学数の中から希望に合致した大学を見つかるはずです。サポートはお任せください!
NCAA
アメリカ大学体育協会
アメリカで最もスポーツレベルが高い大学リーグ。
比較的規模の大きい大学が所属しており、ディビジョン1部、2部、3部に分かれる。
バレーボールプログラムを提供している大学はそれぞれのディビジョンごとに300校ほど。
女子ディビジョン1の各大学は12名バレーボール奨学金提供される(男子4.5名)。リーグ戦は定期的にテレビ放送あり。女子ディジョン2部は各大学8名分奨学金提供(男子4.5人)。
全体の5%ほどはアメリカ出身以外の留学生プレーヤー。ヨーロッパをはじめ、世界各国より留学生バレーボーラーが集結し活躍中。 |
NAIA
小規模私立大学をメインとした体育協会
小、中規模な私立大学が加盟するアメリカ大学スポーツ統括団体。
バレーボールプログラムのあるNAIA所属大学は220校ほど(2016年現在)。
選手登録の規制もNCAAと比べると少ないため、多くの外国人留学生も所属する。
女子バレーボールプログラムは各大学8名分の奨学金枠あり。
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NJCAA
アメリカ短期大学体育協会
ジュニアカレッジ(日本でいう2年制大学・短大)が加盟する大学スポーツ統括団体。
バレーボールプログラムを開催校は400校ほど(2016年現在)。
女子バレーボールプログラムは各短期大学14名奨学金提供。
TOEFL, SATなどの基準点は4年制大学に比べると低い。4年生大学へ編入可能。
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バレーボール奨学金支給の審査には日本の入学試験のようなものはありません。
入学時点でアメリカの大学で授業についていける最低限の英語力、及び各大学が提示しているSATのスコアが必要になります。
オーカグローバルサポートでは、定期的に選手のアカデミックコンサルティングも行います。
アメリカの大学に留学するために必ず必要となる英語の試験です。
英語を母国語としない人を対象とした英語力判定テストで、留学生がアメリカの大学等で授業についていけるか、実践的な英語力を測るものです。
基準スコアは大学規模やレベルによって異なりますが、一般的には4年制大学はTOEFL iBT 61~80 (TOEFL PBT 500 ~ 550点)、2年制大学はTOEFL iBT 41 ~61 (TOEFL PBT 450 ~500点)が規定とされています。
SAT (Scholastic Assessment Test) は、アメリカの大学進学希望者を対象とした共通試験です。大学合否の基準となるテストで、アメリカの高校生の多くが受験するテストです。
SAT Reasoning Test と SAT Subject Tests の2種類の試験に分かれており、SAT Reasoning Test では、読解、文法+エッセイ、数学の3教科が200点から800点で合計2400点満点で評価され、SAT Subject Tests では英語、歴史・社会学、数学、自然科学、語学の5分野、20科目の中から大学が指定した科目を受験するものです。
アメリカの大学・大学院には世界220か国から、約100万人の留学生が所属しています。その数は年々増え続けており、
2万人ほどの日本人がアメリカの大学に留学しています。
留学のメリットとして、
日本とは異なる環境に身を置くことで、英語力、国際的な人間力を形成することももちろんですが、
バレーボールや勉強だけでなく、世界各国からの留学生と知り合い、友人になり、世界が身近になることが、
もしかしたら留学の一番の醍醐味かもしれません。
下記ページでは、バレーボール大学留学生の卒業後の進路、留学のメリット等をご紹介します。
海外留学中から、留学生を対象とした就職セミナー、リクルートメントなどの機会が多々あります。約200社の様々な業界のリーディングカンパニーが参加する留学生を対象としたボストンキャリアフォーラムなど、例年たくさんの留学生が就職先を決定しているイベントも年間を通して催されています。
特にアメリカのスポーツプログラムに所属していた選手は、バレーボールと学力を両立してきた実績があるので、就職にも有利に働くことがほとんどです。もちろんアメリカで就職や、OPTと呼ばれるプログラムを利用した卒業後のインターンシップを行うこともできます。
大学留学中に身につけた英語力、ネットワーク、バレーボール実績などでチャンスは世界中に広がります。
アメリカの大学卒業後は、大学院に進んで興味のある分野の専門知識を深めることも選択肢の一つです。
バレーボール競技生活を活かし、
海外で盛んなスポーツマネジメント、ビジネスとしてスポーツを勉強することも可能です。
学部生で身につけた英語力、専門性を活かし、アメリカ以外の海外の大学院に進学するアスリートもいます。
アメリカの大学の最高峰の環境でプレーを磨き、将来競技を続けることももちろん可能です。アメリカにはバレーボールのプロリーグが存在しないため、プロバレーボーラーとして競技を続けたいプレーヤーは、積極的に世界中でトライアウトに参加しています。
世界の高さ、パワーを日常的に経験したスキルは日本に持ち帰っても通用するはずです。
留学を通して磨いた英語力やコミュニケーション力、国際人としての人間性で、セカンドキャリアにも大変有利です。
フィジカルな条件が異なる海外でバレーを経験することによって、バレーボールの見え方が変わるかもしれません。練習時間、コーチング方法、選手たちのライフサイクルも日本と異なる場合が多く、バレー以外の部分でもたくさん見ること、感じることがあるので視野も広がり、バレーボールに対して新しいアプローチ方法が見えるかもしれません。
やはり留学の大きなメリットの一つは生の英語が学べることかもしれません。普段からネイティブの英語に囲まれる機会が多くなります。言い回しをどんどん覚え、間違いを恐れずに会話をすることで、自然と英語が身につくものです。また、バレーボールチームに入り、コーチやチームメートとコミュニケーションを取ることにより、英語がMUSTになり、スポーツを通して生の英語を学ぶことができます。
特にアメリカの大学には世界中からの留学生が集まっています。夢を持った様々な国の学生と同じ場所にいることで、刺激になるのはもちろん、人との出会いにより人生の新しい1ページが始まるような経験にもなるかもしれません。
アメリカは人種のるつぼであるため、アメリカ生まれであってもほかの国のルーツであったり、様々なバックグラウンドの人と出会うことができます。世界中から集まる留学生を通して世界の動きを体感することもできます。ただニュースを聞くのではなく、生の声を聞く機会が増えるのも留学のメリットかもしれません。世界はつながっていることを実感します。
日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではありません。日本のような以心伝心の文化がないため、発言しないと伝わりませんが、伝えればたいがい助けてくれます。おそらく自分で解決、選択しなければならないことがでてきて、それに対処することで自分で動く行動力がつきます。
英語力ももちろんそうですが、外国にいると最初は毎日が新しいことへのチャレンジと感じるかもしれません。日本では簡単に解決できる問題も、留学先だと状況が違うこともあります。最初はわからなかった英語での授業が、わかるようになり、ディスカッションできるようになります。
自力で解決せざるを得ない状況を経験することで、日々成長を感じるとともに、自信がつながります。
日本を外から見るという経験はとても貴重なものです。アメリカ、海外を見ることによって、こんなこともできるんだ、他と同じでなくていいんだ、こんな人もいるんだ、等、それぞれ色々な気づきがあると思います。日本にいたら見えなかった選択肢にもたどり着くかもしれません。グローバルキャリアを、新しい可能性を切り開くファーストステップになります。