アメリカの大学・大学院には世界220か国から、約100万人の留学生が所属しています。その数は年々増え続けており、
2万人ほどの日本人がアメリカの大学に留学しています。
留学のメリットとして、
日本とは異なる環境に身を置くことで、英語力、国際的な人間力を形成することももちろんですが、
バレーボールや勉強だけでなく、世界各国からの留学生と知り合い、友人になり、世界が身近になることが、
もしかしたら留学の一番の醍醐味かもしれません。
下記ページでは、バレーボール大学留学生の卒業後の進路、留学のメリット等をご紹介します。
海外留学中から、留学生を対象とした就職セミナー、リクルートメントなどの機会が多々あります。約200社の様々な業界のリーディングカンパニーが参加する留学生を対象としたボストンキャリアフォーラムなど、例年たくさんの留学生が就職先を決定しているイベントも年間を通して催されています。
特にアメリカのスポーツプログラムに所属していた選手は、バレーボールと学力を両立してきた実績があるので、就職にも有利に働くことがほとんどです。もちろんアメリカで就職や、OPTと呼ばれるプログラムを利用した卒業後のインターンシップを行うこともできます。
大学留学中に身につけた英語力、ネットワーク、バレーボール実績などでチャンスは世界中に広がります。
アメリカの大学卒業後は、大学院に進んで興味のある分野の専門知識を深めることも選択肢の一つです。
バレーボール競技生活を活かし、
海外で盛んなスポーツマネジメント、ビジネスとしてスポーツを勉強することも可能です。
学部生で身につけた英語力、専門性を活かし、アメリカ以外の海外の大学院に進学するアスリートもいます。
アメリカの大学の最高峰の環境でプレーを磨き、将来競技を続けることももちろん可能です。アメリカにはバレーボールのプロリーグが存在しないため、プロバレーボーラーとして競技を続けたいプレーヤーは、積極的に世界中でトライアウトに参加しています。
世界の高さ、パワーを日常的に経験したスキルは日本に持ち帰っても通用するはずです。
留学を通して磨いた英語力やコミュニケーション力、国際人としての人間性で、セカンドキャリアにも大変有利です。
フィジカルな条件が異なる海外でバレーを経験することによって、バレーボールの見え方が変わるかもしれません。練習時間、コーチング方法、選手たちのライフサイクルも日本と異なる場合が多く、バレー以外の部分でもたくさん見ること、感じることがあるので視野も広がり、バレーボールに対して新しいアプローチ方法が見えるかもしれません。
やはり留学の大きなメリットの一つは生の英語が学べることかもしれません。普段からネイティブの英語に囲まれる機会が多くなります。言い回しをどんどん覚え、間違いを恐れずに会話をすることで、自然と英語が身につくものです。また、バレーボールチームに入り、コーチやチームメートとコミュニケーションを取ることにより、英語がMUSTになり、スポーツを通して生の英語を学ぶことができます。
特にアメリカの大学には世界中からの留学生が集まっています。夢を持った様々な国の学生と同じ場所にいることで、刺激になるのはもちろん、人との出会いにより人生の新しい1ページが始まるような経験にもなるかもしれません。
アメリカは人種のるつぼであるため、アメリカ生まれであってもほかの国のルーツであったり、様々なバックグラウンドの人と出会うことができます。世界中から集まる留学生を通して世界の動きを体感することもできます。ただニュースを聞くのではなく、生の声を聞く機会が増えるのも留学のメリットかもしれません。世界はつながっていることを実感します。
日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではありません。日本のような以心伝心の文化がないため、発言しないと伝わりませんが、伝えればたいがい助けてくれます。おそらく自分で解決、選択しなければならないことがでてきて、それに対処することで自分で動く行動力がつきます。
英語力ももちろんそうですが、外国にいると最初は毎日が新しいことへのチャレンジと感じるかもしれません。日本では簡単に解決できる問題も、留学先だと状況が違うこともあります。最初はわからなかった英語での授業が、わかるようになり、ディスカッションできるようになります。
自力で解決せざるを得ない状況を経験することで、日々成長を感じるとともに、自信がつながります。
日本を外から見るという経験はとても貴重なものです。アメリカ、海外を見ることによって、こんなこともできるんだ、他と同じでなくていいんだ、こんな人もいるんだ、等、それぞれ色々な気づきがあると思います。日本にいたら見えなかった選択肢にもたどり着くかもしれません。グローバルキャリアを、新しい可能性を切り開くファーストステップになります。